日本のフェミニズムの終焉
前回の記事で、フェミニズムの問題について触れましたが、どちらかというと内容は未来志向であり、現状を正しく俯瞰できているか不安があったので、Gemini との対話を通じて、論点を整理して見ました。結構キツイ表現がありますので、そういう内容に不快感を持ちそうだという方はここでページを去ることをお進めします。
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続きを読む令和の今になっても男女平等に関する議論が已まないということは、若い頃を昭和で過ごした世代からすると、進展が遅くて焦れるなぁという感想を持ってしまいます。男女平等思想が教育されるようになったのは、戦後すぐであり、今の 70代、80代の世代だって当然そう教育されましたし、だから安保闘争とか、全共闘運動とかでも女性の参加が多かったのです。ところがじゃあ大多数の実態は?っていうと「男は外で仕事、女は家庭に入って家事に従事する」という昔ながらの価値観に縛られ、女に学はいらんと言い放つ親世代に、そうそうその通りと迎合する男までいた始末。その反省か、さらにその一世代下の私たちは、絶対に平等!ということを徹底的に刷り込まれました。ところがぎっちょん、平等なのはいいとして、で、何をすればいいの?となると百花繚乱。共働きなら家事を折半するというのは、私たちの少し上の時代から言われてたのですが、これがさっぱり守られない。というより、朝から深夜まで仕事してそんな余裕が男に生まれない。で、女性はというと暗くなると危ないからとかなんとかで必ず定時上がり。何かおかしくね?と思うまもなくバブルに突入して、24 時間闘えますか?を地でいく仕事状況になってそれどころじゃなくなりました。
さて、その後のバブル崩壊、平成不況を乗り越えて令和の今に至るわけなのですが、男女平等を実現するための努力は続けられていました。それだけならそういう不断の努力がひとつずつ実を結んで社会が改善されていくんだよね、よきよき。となるところですが、何やら雲行きが怪しい様子。実態はどうなのか、どうすれば現状がさらに改善するのかを Gemini を相手に考察してみました。
続きを読む痴漢は卑劣な犯罪です。そして、痴漢の8割ほどは混雑した電車内で行われています。混雑するのは始業時間が重なっているのだから仕方がないと思っていませんか?その陰で痴漢被害にあって屈辱を覚えた女性や PTSD を発症して社会生活に困難を覚えることになってしまった女性にそんなことを言えますか?私には無理です。そこで、Gemini と一緒にどうすればこの問題を根本的に解決できるのか議論してみました。
続きを読む日本の食料自給率は、カロリーベースで 38% しかありません。その状態で食糧安全保障と言っても絵空事です。昨年、米価が突然2倍以上値上がりし、給与水準が上がったわけではないので多くの消費者はそれまでと同様にはお米を買えなくなりました。大正時代なら、米を食べる以外に栄養を摂取する方法がなかったので、富山の米騒動という暴動が起きました。令和の今、同じように米騒動といっても暴動が起きたわけでも非常識な業者叩きや農家叩きがあったわけでもありません。そして、米中心の食生活から小麦製品に振り替えても、何も問題がないことを消費者は学習してしまいました。消費者にとって、お米は主食ではなく、高価な嗜好品になってしまったのです。一度こうなればどれだけ値下げしようと消費者は還ってこないのではないかと考えています。もはやいくら米の自給率が 100% を達成したとしても食べる人が激減してしまったなら意味をなしません。
自民党は長らく減反政策を進め、米価を高値誘導してきました。食糧安全保障というなら、むしろ余りすぎて売り先を海外に求めるくらい増産しておかないと米だけで充分なカロリーを摂取することができないはずですが、目先の票に釣られて零細農家を甘やかし続けた結果、諸外国から日本に食料を輸出するほど余裕がない、と言われれば餓死する日本人が続出しかねない状態にしてしまいました。戦後自民党の大失政以外の何ものでもありません。
続きを読む「人類が狩猟採集から農耕社会へ移行したとき、世界中の多くの民族でドミノ倒しのように男性優位の社会(家父長制)が形成された」
これは歴史学や人類学で広く認められている事実です。かつては比較的平等だった社会が、なぜ農耕によって男尊女卑へと傾いたのでしょうか。
これには、「男性のほうが力が強いから」という単純な理由ではなく、人類の生存をかけた「冷酷な生存戦略」があったと考えられます。
続きを読む昨今、共同体を名乗る企業がぽつぽつと出てきている。ただし、その多くは共同体などではない。共同体とは何か、どんな歴史があるのか、そしてなぜ昨今の企業が共同体を騙っていると断定できるのか。この記事ではそれを論考しようと思う。
時代的には縄文時代あるいはそれ以前の石器時代、人類は血縁集団=氏族でまとまって暮らし、食料を調達して、移動もした。その頃の宗教は祖霊礼拝とそれを伴うアニミズムであり、祖霊=神であり、自然物には別の神=精霊が宿っていたり、自然現象を起こすのも別の神=精霊が起こすものとされていた。自然=神は人間に食料と言う貴重なリソースを提供するありがたい存在であり、一方で猛威を振るって集団を窮地に追い込む恐ろしい存在でもあった。最終決定権はリーダーが持っており、リーダーの決断に集団は従うという規範があったが、それでも集団の構成員は必死で議論し、全力で生き延びる算段をつけそれを実行した。リーダーが決しかねる問題は、祖霊=神降ろしや祖霊=神の言葉を伝達する役目が与えられていたシャーマンが担った。
この血縁による共同体は「性」と「死」を包含していた。子どもが産まれないと集団が将来的に維持できなくなるし、現代人同様、病気や老いて仕事ができなくなった老人を見捨てることはなかった。もちろん、それを証明する一次資料は存在しないが、文化人類学による狩猟採集民の血縁集団共同体ではその紐帯が非常に強固であることが示されている。
続きを読む戦後、食料品としてのコメの需要は減り続けている。政府は減反を政策とし、需要に見合う量に生産を限定させ、米価が暴落して農家が廃業せざるを得なくなる事態を防いできた。減反政策は既に放棄されたが、コメの需要は減り続けている。
富山の米騒動の頃は、主食として食べられるものはコメしかなかった。従ってそのコメが暴騰したら飢え死にするしかない。だから民衆は立ち上がって暴動を起こし米屋や米問屋を襲撃して、コメを寄越さねば打ち壊して勝手に持っていくと脅した。騒動を治めるために、警察官が間に入って騒動前の価格で販売してここはみんなを落ち着けるべきだ、死んだら元も子もないだろう?となかば脅す形で問屋の主を説得し、民衆に以前の相場で販売するということで事無きを得た例もある。民衆の要求に一切の相手をしなかった問屋もいたが、家も店も倉も全部打ち壊された。もちろんコメは全部持っていかれた。バカな奴もいたものである。
平成の米騒動では、確かに値上がりしたが、この時も卸売業者の売り惜しみがあったことがわかっており、消費者の反発を招いている。翌年は豊作だったのでコメ価格は低落し、元の価格に落ち着いた。ただし、影響はそれだけでなく、世界中から日本が原因でコメ価格が上がったと突き上げられ、米の輸入自由化をせざるを得なくなり、高い関税をかけることはできたものの、自由化自体は呑むしかなかった。備蓄米制度もこの時作られている。終わってみれば、業界は自分の首に縄をかけただけにすぎなかった。
コメの需要が減り続けているということは統計にも現れている。次のグラフをご覧頂きたい。
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