売国奴お断り - No Traitors Allowed

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共同体を名乗る企業に縁があったらここを突け

2026-07-12 組織論

昨今、共同体を名乗る企業がぽつぽつと出てきている。ただし、その多くは共同体などではない。共同体とは何か、どんな歴史があるのか、そしてなぜ昨今の企業が共同体を騙っていると断定できるのか。この記事ではそれを論考しようと思う。

時代的には縄文時代あるいはそれ以前の石器時代、人類は血縁集団=氏族でまとまって暮らし、食料を調達して、移動もした。その頃の宗教は祖霊礼拝とそれを伴うアニミズムであり、祖霊=神であり、自然物には別の神=精霊が宿っていたり、自然現象を起こすのも別の神=精霊が起こすものとされていた。自然=神は人間に食料と言う貴重なリソースを提供するありがたい存在であり、一方で猛威を振るって集団を窮地に追い込む恐ろしい存在でもあった。最終決定権はリーダーが持っており、リーダーの決断に集団は従うという規範があったが、それでも集団の構成員は必死で議論し、全力で生き延びる算段をつけそれを実行した。リーダーが決しかねる問題は、祖霊=神降ろしや祖霊=神の言葉を伝達する役目が与えられていたシャーマンが担った。

この血縁による共同体は「」と「」を包含していた。子どもが産まれないと集団が将来的に維持できなくなるし、現代人同様、病気や老いて仕事ができなくなった老人を見捨てることはなかった。もちろん、それを証明する一次資料は存在しないが、文化人類学による狩猟採集民の血縁集団共同体ではその紐帯が非常に強固であることが示されている。

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