日本の古代史を考える—⑳上宮法皇と聖徳太子
法隆寺の金堂に安置されている釈迦三尊像の光背に次の文章が刻まれています。(右から縦書きしています)
法興元丗一年歳次辛巳十二月鬼 前太后崩明年正月廿二日上宮法 皇枕病弗悆干食王后仍以労疾並 著於床時王后王子等及與諸臣深 懐愁毒共相發願仰依三寳當造釋 像尺寸王身蒙此願力轉病延壽安 住世間若是定業以背世者往登浄 土早昇妙果二月廿一日癸酉王后 即世翌日法皇登遐癸未年三月中 如願敬造釋迦尊像并侠侍及荘嚴 具竟乗斯微福信道知識現在安隠 出生入死随奉三主紹隆三寳遂共 彼岸普遍六道法界含識得脱苦縁 同趣菩提使司馬鞍首止利佛師造
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