男尊女卑はどこから生じたのか
導入:なぜ世界中で「判で押したように」男尊女卑が生まれたのか?
「人類が狩猟採集から農耕社会へ移行したとき、世界中の多くの民族でドミノ倒しのように男性優位の社会(家父長制)が形成された」
これは歴史学や人類学で広く認められている事実です。かつては比較的平等だった社会が、なぜ農耕によって男尊女卑へと傾いたのでしょうか。
これには、単なる「男性のほうが力が強いから」という単純な理由ではなく、人類の生存をかけた「冷酷な生存戦略」がありました。
続きを読む「人類が狩猟採集から農耕社会へ移行したとき、世界中の多くの民族でドミノ倒しのように男性優位の社会(家父長制)が形成された」
これは歴史学や人類学で広く認められている事実です。かつては比較的平等だった社会が、なぜ農耕によって男尊女卑へと傾いたのでしょうか。
これには、単なる「男性のほうが力が強いから」という単純な理由ではなく、人類の生存をかけた「冷酷な生存戦略」がありました。
続きを読む生物学上の差異によるものを除く、完全に対等な男女関係というものが存在するならば、まず多数派が属するであろう男女関係—すなわち婚姻関係—は、思想的、倫理的にどうあるべきかをまず考えることが必要でしょう。観念的でしかなかったり、個別事情的すぎる判断ばかりでは、社会を運営していくことはできません。確固たる背景思想、断固とした倫理観、その二本柱に貫かれた、最低でも世紀単位で現実に運用可能な様式の確立は、きっと実りある人類の将来と約束された輝かしい男女関係の成果をもたらしてくれるに違いありません。
意外と知らない人が多いのですが、実は男女の婚姻関係には実に多様な歴史があり、日本だけを見ても複数の婚姻関係が過去に存在したことがわかっています。あるべき未来を議論する前に、まず過去にどんな例がありそれがどういう由来で、どのような結果に繋がったかを知っておくことが必要でしょう。日本の婚姻史の概要については、「日本婚姻史概説」という記事を既にまとめてありますが、いささか単線式分類の時系列で分割しすぎたきらいがあり、より網羅的で階級差も考慮した歴史を見ておきたいと思います。
続きを読むひょんなことから、以下のサイトの存在を知った。今更かよ、と思われても仕方ない。不勉強を恥じるばかりである。
事実がよく整理されており、必見のサイトである。よくある問題点も整理されており、南京事件の実在について丁寧に議論されている。思想の左右はあれども、諸氏はまずこのサイトを読んで、しかる後に事実に基づいて議論されたい。
続きを読むまずは中華人民共和国。代表は「南京大虐殺」。私は、本多勝一『中国の旅』も読んだが、南京大虐殺に関する部分はすべて本人証言だけで構成されており、悪意を以て日本を貶めようとした書であると断定する。この本は中国の南京大虐殺プロパガンダの引き金となった本であり、これだけで朝日新聞社は日本国民に対して謝罪と賠償を行った上で、国際社会に対して弁明を行う責任があるが、知らん顔をしている。さすが、日本を第二次世界大戦へ大衆を煽り駆り立て戦意を高揚させておきながら、GHQ のお咎めを受けることを畏れて軍部に全責任をなすりつけた無責任新聞社だけある。
続きを読む次のブログ記事が、Tumblr でリブログされているのを見かけました。 https://shinjihi.hatenablog.com/entry/2013/08/13/165545
このブログの著者の言わんとしていることはわかるし、それは大いに肯定したいところなんだけど、いかんせん論拠が正しくなくては全面的に賛成とは言えなくなってしまいます。なぜなら、日本人の気質の淵源として「農耕」が挙げられていますが、それが全て間違いなので仕方がありません。以下、各論にて示します。
続きを読む『日本婚姻史概説』を公開しました。ぜひご覧になって感想をおよせ下さい。
婚姻を考察する上で、必ず考慮しなくてはならない要素に「禁婚」がある。文字通り、結婚してはいけない相手を定めることである。
現在の日本においては、
小難しい言葉が出てくるが、簡単に言うと「直系の血縁(親子孫祖父母など)+三親等以内の血縁(兄弟姉妹オジオバ甥姪)と、結婚した相手の親および連れ子とは離婚しても結婚できないよ。一度養子しちゃったらそれも同じ」ということだ。今の日本では当たり前すぎて誰も疑問を抱かないだろうが、これ、近代国家の禁婚規定としてはかなり甘い制度であると述べたら読者は驚かれるであろうか。
続きを読む